🦯✨ 見えなくても「観る」——テレビと私の話
よく勘違いされることがあります 🤔
それは、
「目が見えないと、ドラマやアニメのような“画面ありき”のメディアとは無縁になるだろう」というもの。
さらに、「テレビの代わりにラジオを聴くのが当たり前」 📻
そう思っている人も、少なくないようです。
でも、結論から言うと、
画面が見えなくても、テレビや映画はじゅうぶん楽しめます
私はどちらかというと、
むしろラジオよりテレビのほうが好きです。
📺💭 変わらない「好き」という感覚
そもそも私は、
失明する前からあまりラジオを聴く習慣がありませんでした。
だから、今でもテレビの方が身近だったりします。
目が見えなくなったからといって、
生活スタイルや好みまで、急に一変するわけではありません 🙅♀️
ラジオは、私には少し
“音が少なすぎる”と感じます 🎧
番組の構成も、
パーソナリティのフリートークに音楽、リスナー投稿 📩
それがだいたいのパターン。
私にとっては「知らない人のトーク」を延々と聞いている感覚になりがちです。
正直なところ、
あまり面白いとは思えません 😅
👤✨ 記憶の中にいる人たち
その点、テレビの世界には、
子どものころから見てきた芸能人がたくさんいます 🌟
80年代生まれの私が小学生だったころは、
本当に面白いバラエティやドラマが数多くありました 📺
あの頃から活躍している人たちは、
私の記憶にしっかり残っていますし、
今でも声を聞けばだいたい誰だかわかります。
🎬📱 「見ない」のではなく「別の方法で観る」
とはいえ、今はテレビをほとんど見ていません。
でもそれは、
「見えないから」ではなく、
動画配信サービスがあるからです
見逃し配信という便利な仕組みもありますよね ⏯️
ここでよく聞かれるのが、
「画面が見えないのに、どうやって動画を“見る”の?」という疑問 🤔
私は音から状況を組み立てます。
会話の内容、声のトーン、効果音、BGM 🎶
それらすべてを手がかりに、
「今どこで、誰が、何をしているのか」を想像する 💭
このとき、いちばん重要になるのは「言葉」です。
❄️👣 音だけでは足りない理由
たとえば、
「ザクザク」という音だけを聞いたとします。
それが、シャベルで土を掘る音なのか、
固い雪の上を歩く音なのか、はたまた宝箱から金貨があふれる音なのか、
音だけでは判断できません。
でも、そこに
「ああ、寒いなぁ……」という一言が加わると、
一気に「雪の上を歩いている場面」が浮かび上がります ❄️
さらに、その人が冬の屋外にいることも見えてくる。
音に“言葉”が加わることで、
世界が立ち上がるんです ✨
🎨🎭 アニメがわかりやすい理由
そういう意味では、
実写よりもアニメの方が楽しみやすいと感じます。
アニメは、効果音もリアクションも大きく、
音としてとてもわかりやすく設計されているから 🔊✨
誰が何をしているのか、
どんな状況なのかが、音だけでも比較的伝わりやすい。
だからこそ、「見えなくても観られる」メディアなんです 📺✨
✍️🌙 おわりに
「見えない=楽しめない」ではなく、
「見えなくても、別の方法で観ている」。
そんなふうに考えてもらえたら、嬉しいです 😊
次回は、副音声についての話。
見えない人は、「副音声」を頼っているのか?という、
これまたよくある疑問について。